生きる目的?生きる意味とは?
わざわざ生きる目的について考える機会は少ないかもしれません。
私は20代で大きな手術をした時に初めて「死」を意識しました。
それまで当たり前だと思っていたなにげない平凡な日常がどれだけ幸せなことなのだろうと、噛み締め、それが無くなるのではという恐怖も感じていました。
経営者の方にお会いすれば、皆さん必ず「事業を成功させたい!」とおっしゃいます。
私は経営者の方々を経営面のみならずセルフメンテナンス(能動的に、身体と心と思考を整えていく)を通して手助けをしていますが、
HOW TO ばかりに囚われて、
なぜ事業を成功させたいのか?
を深く落とし込めていない方も。
まずWHYから始めよ
- 作者: サイモン・シネック,栗木さつき
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/01/25
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有名な書籍にあるように、どうやって事業を成功させたいのか枝葉末節を考える前に、
なぜ事業を成功させたいのか?
考えてみませんか。
突き詰めていくと、
生きる目的=幸せになること
に辿り着くと考えています。
人それぞれ幸せの形は違います。
価値観が異なるからです。
他人や世間の基準と比較したり親や周りが求める「人の幸せ」の基準で生きていませんか?
人生は、「自分の一生をかけた壮大な実験」と私は思っています。死ぬ瞬間にその実験が成功したのか失敗したのか分かるんじゃないかなと。
自分がどのような状態でいることが幸せな状態であるのかに真剣に向き合い考えてみることをオススメしています。
①健康(肉体・精神・思考)
②経済(ある程度自由になるお金があること・人によって違う)
③時間(好きな時に好きなことをできる時間)
④自己実現、成長
⑤人間関係
これらの各要素をどのようなバランスで組み立てていくのが幸せなのか?たしかに自分の力ではどうすることもできない問題もありますが、自分の力でどうにかできることは実は多いのも事実です。
自分の力でどうにかするためには「腹をくくる」「覚悟」みたいなものが必要で、それはなかなか人から教えてもらえないものですが、「自分の人生の主導権はこの手の中にある」と強く意識することは幸せへの近道だと思っています。
幸せの基準を決めてもどうしても人と比べて落ち込んだりしてしまうものですよね。
-人と比べない
-自分のモノサシで考える
それでも不幸だなとか足りないなと感じてしまうときは…
-今に集中する(今風にいうとマインドフルネス)
まとめ
①幸せの基準を決める。間違った方向にがむしゃらに頑張っていたら達成しても虚無感が生まれてしまいます。
②それがどうやったら実現できるのか100%自責で考え努力をする。やると覚悟を決めて逃げない。そのためにセルフメンテナンスを取り入れる。
③努力をするだけし尽くしたら、手放す(執着は害悪しか生みませんが、努力をした分だけ執着も強くなるもの。。。
口で言うは易し、行うは難し。。
なかなか死を意識して逆算することは難しいかもしれないあなたに、
こちらの書籍、とってもおすすめです。
- 作者: ひすいこたろう
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