健康維持に役立つ食べ物や食べ方の5つの秘訣
食べ物は、基本的には食べたいものを食べたい時に食べてください。食べたいものを我慢するストレスが、一番身体と心に良くないからです。ただでさえ忙しいビジネスパーソンはストレスにさらされていますから。あるべき論を声高らかに押し付けてくる健康法はスルーしましょう。私たちにはいつも自由なchoiceがあります。
現代社会は情報が多すぎて便利なので、自分の頭で考えたり自分の心に耳をすますことなく生きていくことができてしまいます。しかし、自分の身体や心の声を聞いてあげる時間を作りましょう。自分が食べたいもので、そのとき不足している栄養素がわかったり、ココロの状況がわかったり、意外と面白いものですよ。
というわけで、基本は自分の身体や心に従って、と言いたいところですが、
といっても何を食べたらいいの?という質問への回答です。
①バランスよく
炭水化物抜きとかマクロビオティックとか流行ってますが、わざわざやるのはやめましょう(え。それぞれ理由があるのですが、例えば炭水化物抜きは、ウンチのカサが作りにくくなったりウンチの潤いが無くなり、便秘がちになります。体臭も強くなることがわかっています。マクロビオティックやビーガンも、宗教的理由がある方は否定はしませんが、タンパク質は動物性から摂取することが最も効率的であることがわかっています。但し、自然に育てられていない肉はあまりオススメしません。(野菜も)
②炭水化物は、小麦粉より米を
グルテンアレルギーの方は特にですが、そうでなくても輸入小麦は防腐剤が多く使われています。ですので自然栽培された玄米や雑穀米などがいいでしょう。
③自然に育てられた肉や野菜、米を。
多少高くてもなるべく自然なものを選びましょう。最近はトレサビリティも進化しどのように誰が作ったものか分かるようになってきているので、単に価格だけにフォーカスするのではなく、生涯コストを考えた賢い消費者になりましょう。
④腸が元気になる発酵食品を。
腸の大切さは
健康になるためのたった一つの方法 - 思い通りの人生を楽しむ術
で書きました。いくら良いものを食べても、腸が汚れていると血液をたっぷりと作ることができないことがわかっています。
腸を元気にする考え方として、プレバイオディクス(腸内細菌に餌をあげるオリゴ糖や食物繊維を取ろう)、プロバイオティクス(良い菌を生きたまま腸に届けよう)について広まってきまして、これらももちろん効果がありますが、最新の研究結果はナノジェニックスです。
要するに、「死んだ菌でいいから、とにかく大量に食べましょうね」ということです。菌の殻が身体に良いというのが最新理論です。
ぬか漬け、キムチ、ヨーグルト、納豆、甘酒、味噌などの発酵食品を、菌は死んだものでokですので市販のものでokです。
手作りしないと!とか
菌は生きたままじゃないと!
みたいな考え方はもう古いし暇じゃないとできないですよね。
そうではなく、
一番大事なことは死菌を大量に食べることです。
そして精製された糖分の取り過ぎも悪玉菌を元気にしてしまいますのでご注意を。オリゴ糖は善玉菌を元気にしてくれますよ。
⑤酸っぱいものや巡らせるもの
しょうが生はちみつシナモンりんご酢(水200ccに大さじ1のりんご酢と生はちみつ。少々のシナモンと生姜をすりおろすだけです)
梅干し
炭焼梅干
黒焼玄米茶
と。散々書いておいてアレですが、
何度も言いますが、
何を食べるかよりも、どう食べるか、を意識してくださいね。
そして、何を食べるか、よりも、どう食べないか、も意識してくださいね。